しっとりとした空気に緑の香りが漂う初夏の候、
走り梅雨のぐずついた天候から、
梅雨入りがすぐそこまできているのを感じます。

早いもので今年も、折り返し地点の頃となりましたね。

五月のサポートハウスは、二年ぶりとなる三施設交流会を開催し、
お友達との再会を楽しみました。

前回の開催が令和二年の五月。

緊急事態宣言が解除され、
利用者さんの口から「喫茶店へ行きたいね。」「外食に行きたいね。」と声が上がり始めた頃。

一緒に出掛けたい気持ちは山々でしたが、ワクチン接種もしておらず、
まだまだコロナウイルスに対しての怖がり方を模索しながら外部との接触を控えていた為、
「喫茶店」や「外食」などのお出掛けは今暫くの辛抱をお願いし、
せめてもと開催されたのが、この「三施設交流会」でした。

その時出来る精一杯の楽しみ方を試行錯誤したのを覚えています。

今回の開催のきっかけは、皆様ワクチン接種も済まされ、
「閉じこもる感染対策」ではなく、
「感染対策をしながら、出来る限り安全に行動・交流範囲を広げられる方法を考える。」という方向に
気持ちをシフトしようと、利用者の皆さんに行きたい所、やりたいことリサーチし始めたところ、
この交流会が楽しかったと言ってくださる方が多くいらっしゃり、
「それなら、直ぐにでも開催しよう！」とトントン拍子に話が進み、あっという間に開催に至りました（笑）

お天気にも恵まれ、太陽に負けないくらいの利用者さんの明るい笑顔と、
久しぶりに見るお友達の元気な姿に安堵される優しい表情が沢山見られ、
人と人との交流が心を豊かにすることを改めて実感すると共に、
当初の目的であった外出支援が、いっそう楽しみになりました。