桜の便りが次々と聞かれる陽春の候、
ご家族の皆様に置かれましては、健やかにお過ごしのことと存じます。

寒さが和らぎ始めた三月中旬頃、施設界隈の白木蓮が一斉に温もりのある柔らかい花を咲かせ、
花言葉通りの気高さで、待ち望んだ春の訪れを教えてくれました。

うららかな春の日差しに手を引かれ、ついつい外へ出かけたくなる気持ちの良い季節ですが、
今尚続く新型コロナウイルスの脅威や、テレビをつければ流れてくる緊迫するウクライナ情勢により、
数年前のように大手を振って春を満喫するには、まだまだ憚られますね。

とはいえ、我慢ばかりでも息が詰まってしまいます。
利用者の皆さんの安全と健康を第一に考え、これまでの感染防止対策を継続することを大前提に、
今出来ることを、出来る範囲でめいっぱい楽しもうと、近くの公園へお花を見に出かけました。

大きな公園で行われるような賑わうお花見ではありませんでしたが、
心地よい春の空気を胸いっぱい吸い、存分にリフレッシュしていただけた様に見えました。

まん延防止等重点措置も解除され、春から初夏へと気持ちの良い季節が続きます。
三密に気を付けながら、出来る限り四季を味わいたいと思っています。