フロアから「足浴しましょ♪温まりましょ♪」
という、楽しそうなスタッフの声が
聞こえてきました。

続いて聞こえて来たのは、
「どっちがいいですか？」
という問いかけ。

どういうことかな？と様子を見に行くと、
スタッフが手に持っていたのは、
「森の香り」と「柚子の香り」の
二種類の入浴剤でした。

その入浴剤を買いに行ったのは、
新人スタッフの私。

ちょっと気になり離れた所から
様子を見ていると、少しの沈黙の後、
一人の利用者さんが小さく呟かれたのは、
「ローズ…」という言葉。

「ごめんなさーい！ローズはないの。
今、あれ売ってなくて💦
●●さん、ローズが好きでしたよね。」と
スタッフが申し訳なさそうに答えると、
また別の利用者さんの口からも続けざまに
「ローズ…」という残念そうな声💦

たかが入浴剤、されど入浴剤…

その光景を目の当たりにした私は、
その時お店に売っている物の中から、
当たり前のようにある物を選んで
買ってきた事を深く反省しました(◞‸◟)

今回の事だけではなく、
どんな場面でもいえる事。

もっと皆さんの様子を見て、
皆さんの声を聞いていれば…。

見て、聞いて、知る。
利用者さんと深く関われていれば
分かったこと。大反省です。

その後、あの“寂しさ”を
倍返しの“嬉しい”に変えなくては！！と、
いくつかの薬局やホームセンターを周り、
皆さんがお気に入りだった入浴剤が
売られているお店を見つけました( *´艸｀)✨

「ローズ…」と寂しそうに呟かれた利用者さん、
「ローズ好きでしたもんね。ごめんなさいね。」と
利用者さんと同じくらい寂しそうだったスタッフさん。

寂しい思いをさせてごめんなさい。
この反省、必ずや今後に活かします！！