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ながくて
2023年01月06日
時には「家族」、時には…
ごくらくの施設を
訪れた時のヒトコマです。
普段から、小さな歩幅で歩かれる利用者さんが、
玄関まで繋がる階段を上ろうと向かわれたので、
スタッフが、
「〇〇さん、こっちにスロープもありますよ!」と
声を掛けました。
その声を聞いた利用者さんは、
少し振り向いてスロープを確認されると、
すぐにクルっと前を向き直し、
やっぱり階段に向かわれました(笑)
スタッフはそれ以上声を掛けることは無く、
そっと階段を上るお手伝い。
後ろに続く2人の利用者さんも、
当然の如く階段に向かわれ、
横を歩くスタッフも、
また当然の如く階段を上るお手伝い(笑)
この階段を上る利用者さんとスタッフの間で、
よく見られる光景です。
一見、皆同じ支援に見えますが、
体を支える方、手を添える方、
もしもの為に見守る方。
その人、その人に必要な分だけの、
出来ることまで奪わない支援。
いつまでも、
その人らしい「暮らし」が続けられるよう、
「家族」として共に暮らし、
時には「黒衣」に徹するのも、
我々サポートハウスのスタッフのお仕事です。