女性利用者のAさんが、
たまたまそこにいた事務スタッフの手を
優しく引っ張り、

「こっち来て」と、
フロアにあるダイニンテーブルの方に
誘われました。

手を引かれるままについて行くと、
机の上には、
青い器に黄色のたまごや緑のきゅうりが
色鮮やかに盛られている、
とっても奇麗で美味しそうな
ちらし寿司♪

Aさんが、とても嬉しそうに、
「ねぇねぇ見てみて。奇麗でしょ。
すごくおいしそうにできたでしょ( *´艸｀)」と
言われたので、スタッフも嬉しくなって

「すごく美味しそう！
今日は、何か特別な日なんですか？
だれかの誕生日とか？」と
周りを見渡して尋ねました♪

すると、近くにいた数名の利用者さんたちが、
ゆっくりと首を横に振りながら、
(((・3・)))(((・3・)))(((・3・)))
「なんでもない日だよ～（笑）」と。

「お祝いのお料理みたいに奇麗ですね♪」と
スタッフが話を続けると、
Aさんがまた嬉しそうにニッコリ笑って、

「みんなの日だよ♪
なんでもない日だけど、
毎日がみんなの日♪」と
おっしゃいました。

Aさんのその言葉に、
周りの利用者さんも、
ニコニコと頷いていて、
なんともホッコリ癒される
ひと時でした♡