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お知らせ
2022年06月03日
「認知症ほのぼの見聞録」<令和4年5月版>
ながくての施設の男性利用者Aさんが、
1人のスタッフに、「あのおじさん元気かな。」と声を掛けました。
“おじさん? 誰の事かな?”と、40代、50代くらいのスタッフを
思い浮かべながら話を聞いていくと、
どうやら今年で81歳になる、おおばりに入所中のBさんのこと(笑)
コロナ前のお出掛けの際や、お餅つきや運動会、交流会などで
何度か顔を合わせているAさんとBさん。
見た目もお若く、Aさんからするといくつか年下のBさんを“おじさん”と表現され、
懐かしそうに思いだされていました。
その会話から数日後、おおばりからながくてに荷物を届ける用事が出来たので、
せっかくだからとBさんにも声を掛け、一緒にながくての施設に向かう事に!
Bさんを見つけ、嬉しそうに近づくAさんと、
Aさんからの声掛けに満面の笑みで答えるBさんの、
何とも心温まる再会が実現したのですが、
どうやらBさんはAさんの事をはっきりとは思い出せなかった様子。
それでも、AさんはBさんの元気なお顔を見てとても喜ばれ、
大歓迎で迎えてくれるAさんに、Bさんも何とも嬉しそうな笑顔を見せてくださいました♪
短い再会ではありましたが、
会いたい人、会いたいと思ってくれる人がいるって素敵だなと感じる、
ほっこり胸が温かくなるような光景でした!