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2022年04月06日
「認知症ほのぼの見聞録」<令和4年3月版>
春は別れと出会いの季節といいますが、サポートハウスでも事業所間での異動があり、
ごくらく・ながくて・おおばりの3施設で、一部、配属スタッフの入替がありました。
そもそも、高齢者は環境の変化に対しての順応性が低いといわれ、
特に認知症の人は、その変化がストレスとなってしまうとも言われます。
同じスタッフがずっと支援につかせて頂く事で、安心感が生まれたり、
その方をより深く知り、その方にとっての“丁度良い支援”を見極められることも事実。
しかしながら、固定観念により、この人はこうだから…と決めつけてしまったり、
“いつもこうだから”と先入観に捕らわれることにより、
本来出来るはずの“生”きる為の“活”動を奪ってしまうこともあるかもしれません。
それは、認知症の進行を進めてしまうだけでなく、
身体能力の低下を招きかねないのではないでしょうか。
支援する側が決めつけたその方のイメージを押し付けることなく、
年齢、身体能力、認知症の進行具合等、
本来、その方、その方によって事なる“出来る事”、“必要な支援”を
適切に見極めていく必要があると考えています。
毎日のように顔を合わせ、家族のように慣れ親しんだ利用者さんと離れることは、
どうしても寂しく、初めから喜んで異動を受け入れることは難しいのですが(´・ω・`)💦 、
我々は認知症ケアのプロとして、別れの寂しさをひた隠し、
利用者さん本位に、利用者さんを基軸に支援できるよう、新しい出会いを楽しみます♪♪♪
施設で、見慣れないスタッフを見かけられましたら、
利用者さん自身と、利用者さんを取り囲むこれまでの生活や環境を1から勉強中のスタッフです♪
是非、いろいろ教えてくださいね!